まずリゾートバイトって何?
リゾートバイトは普通のアルバイトと違い、基本的に短期の契約で行楽地にある施設(主に宿泊施設や娯楽施設)の運営補助を行う仕事です。
短期の場合は特に繁忙期となるお盆の時期や年末年始などの旅行シーズンに合わせて募集を募り、一気に働いて稼ぐ形態になります。
どちらかというと人海戦術的な意味合いでの採用が多いため、それほど難しい内容の仕事はなく、未経験者でも十分こなせるものばかりです。
駅メモ!とリゾートバイトの関連は?
ざっくりではありますが、3つの魅力があります。
1.短期間でお金が貯まる
集中して働くのですから当然ですね。
でもこれによって遠征費用や課金代を捻出できますので駅メモ!のプレイが捗ります。
バイト先によっては高時給のところもありますので、稼ぎたい人はそういうところを狙って応募してもいいでしょう。
2.バイト先の最寄駅回収&称号獲得を狙える
さらにバイトの休みの日に周辺を散策がてら駅回収に出ることもできます。
運が良ければ一気にGMになれる可能性も!?
リゾートバイトで各地を転々とすることで、無理なく路線コンプに挑戦できますね。
3.リゾートならではの体験を味わえる
旅館なら温泉や大浴場に入り放題だったり、レストランならまかない料理が食べられたりなど、普段の生活では起こり得ない非現実空間に身を置けます。
ちなみに管理人が働いていたところはお昼のビュッフェタイムが終わると、残った食べ放題メニューがまかないだったので毎日バイキングが楽しめていましたよ!
寮の大浴場もお湯の質がほぼ温泉みたい(海の近くだからかな?)な感じで、1か月入り続けていたら肌質がかなり改善されました!
生まれつき肌荒れがひどい体質だったのでこれはかなりうれしかったです。
2に関しては駅メモ的な思想が入っておりますが、1や3は駅メモを抜きにして考えてもリゾートバイトを体験する上でおおきなメリットと言えます。
デメリットは?
もちろん注意しなければならないこともあります。
まず契約が短期と言えども1か月程度ありますので、長期休暇中の大学1~2年生やフリーターなど、まとまったフリー期間がとれる人向けの働き方になります。
そしてちょうど慣れてきたころに契約終了となることも多いので、契約終了後また次の職場を探すという手間があります。
人付き合いが好きな人や、あちこちいろいろな場所で働いてみたい!という方でないとツライと思います。
管理人の経験談
実は管理人もリゾートバイトの経験があります。
千葉県の南部にある某巨大水族館にあるビュッフェスタイルのレストランで、食べ放題の料理を入れ替える仕事とテーブルを片付ける仕事をやっていました。
夏休み期間の7/20~8/31と冬休み期間の12/24~1/5までの契約でした。
これまでの管理人がやっていたアルバイトの経験は、総合スーパーでの品出しと衣料品の整理くらいしかなかったので、初めての飲食系バイトはかなりドキドキしました。
お客さんは多いのだろうか、お店の人は恐い人ばかりなのだろうか、うまくやっていけるだろうか・・・なんて不安だらけでした。
しかし高校からの友人2人と合わせて3人で応募したので、一緒の寮生活は楽しみでもありました。
初日
そして契約最初の日、事務所で挨拶を済ませて働くことになるレストランに案内されました。
結構広くてテーブルは60個ほど、席は250席くらいありました。
現場の社員の方は割とやさしくしてくれましたが、派遣の方もいて、海沿いという土地柄なのかサーファー気取りのいわゆる「ウェーイ系」の人もいたので少々面くらいました。
勤務はシフト制で休みは基本的にみんなバラバラでした。
11:00~14:00で終わる日もあれば、11:00~23:00という長丁場の日もありました。
勤務内容はこんな感じです。
- 11:00~ →お昼の食べ放題の運営手伝い
- 14:00~ →水族館内での軽食の販売
- 17:00~ →夜間のビアガーデンの準備手伝い
寮に関しては正式な所があるのですが、あいにく満室で空いてないとのことだったので、30畳くらいある「倉庫兼用の畳部屋」を開放してもらい、3人同室で生活することになりました。
↑こんなに綺麗で上等な感じではなかったですが(笑)あくまでイメージです。
でもめちゃくちゃ広くて室内でボール遊びができるくらいのだだっ広い空間。
冬だったらおそらく寒くて凍えてしまいますが、ちょうど夏場だったのと、倉庫には業務用の大きなエアコンもついていたので結果的には快適でした。
女性だとこんな場所での生活はありえないと思いますが、男3人でワイワイやるならちょうどよかったのかもしれません。
お風呂は寮にある大浴場を使わせてもらえました。朝晩は食堂で日替わり定食を楽しめました。
ホロ苦初出勤
そして出勤初日。
最初は慣れない料理運びにテーブルの片づけにいっぱいいっぱいでした。
そして失敗の連続。
- ホットコーヒー用の保温ポッドでお湯が沸くと勘違いし、水のまま放置してお客さんにキレられたり・・・
- 厨房に行って切れてしまった材料をもらいに行ったら「邪魔すんじゃねぇ!!」と怒鳴られたり・・・
散々でした。
でも最初のうちはこんなもんです。
1週間もすれば一人でオープン準備もできるほど段取りを把握できます。
お昼が過ぎると一段落。
テーブルを片付けて床掃除をして、まかないタイム。
残った料理から食べたいものを食べたいだけ取っていただく。
最高かよ!
たぶん今までの人生で一番いいものを食べ続けた夏だったと思います。
昼営業が終わると、水族館内でかき氷やチュロスを売ったりしました。
真夏の炎天下の中、薄いパラソルの下に立ってかき氷を売る・・・
書いているだけで暑くて参ってしまいそうですが、実際はイルカなどの動物のショーを見たりできましたので退屈しなかったです。
むしろ全然売れない(笑)ので暇で仕方なかったですよ。
夜になると海の見えるコテージのようなところでバーベキューができるビアガーデンの準備をします。
といっても食べ放題のお肉を並べて、頼まれたビールを運ぶくらいなのでそんなに忙しくないです。
波の音を聞きながら星空を眺める。
こんな贅沢な夏の過ごし方ってなかなかないですよ。
都会の人が田舎に癒しを求める気持ちが少しわかった気がしました。
この職場はお盆のころが最も込み合う時期で、親子連れやカップル、学生グループなどでごった返します。
忙しいとあっという間に時間が過ぎていくものなので、この時期の記憶はあまりありません。
1回だけ大きな台風が直撃してお客さんが0だったこともありましたが(笑)
こんな感じで1か月ちょっとはすぐに過ぎていきました。
ここでちょっと恋の話
一緒に働いていた友人2人のうち1人が地元の女子高生バイトちゃん(おっぱいでかい)に一目ぼれしてしまったようなのです。
バイトの最終日に打ち上げをやった際、二人きりになって告白したようなのですがあえなくフラれた様子・・・。
その友人はその後(フラれたことを忘れる為なのかは知りませんが)飲みまくって潰れ、立てなくなってしまったので、私が台車で寮まで運ぶハメになりました。
若かりし頃の失敗ですね。
でもリゾートバイトをするなかで、もしかしたらそういう出会いがあるかもしれません。
出会いは一期一会ですよ!
あっという間に終わった1か月
そんなこんなで楽しかったバイトも終了。
当時この職場は最終日の翌日に給与計算してくれて現金で手渡ししてくれました。
1か月10日の勤務で約15万円の給与でした。
帰りはローカル電車に揺られて海を眺めながら久しぶりの自宅へ帰りました。
気の置けない仲間と過ごす一夏の思い出といえばカッコつけすぎでしょうけれど、社会人となった今でも貴重な経験としていろいろな機会で話のネタになっています。
大学生やフリーターの駅メモマスターの方で、興味がある方はぜひリゾートバイトやってみませんか?
少しでも興味がわいたという方は、大手リゾートバイトポータルのアルファリゾートへの登録がオススメです。 無料で登録できます。
ここは人材派遣形態なので直接就業先と交渉する必要がありません。
自分で探すとなると手当たり次第に電話しては断られ…の繰り返しで精神的にくるものがありますので、これは大変助かります。
そして経験豊かな担当者が、数ある案件の中から希望に近い案件を提案してくれます。
契約満了で交通費も支給されますし、バイト用の寮を完備しているところがほとんどです。
案件も日々更新されていき「人手が足りない」「新しい人材を求めている」というところがどんどん追加されていきます。
その中で自分で案件を眺めて良さそうなものがあったらチェックしてみるという方法もアリです。
この時点では雇用契約は一切結ばれていないので「登録後は絶対働かなくてはならない」ということもありません。
しばらく案件を眺めながら夏休みや冬休みでできそうなところを探してみる、という感じでもいいと思います。
- 「今のバイトがマンネリでちょっと飽きてきた」
- 「夏休みは観光地で過ごしてみたいけどお金がない!」
- 「長期で働くのはイヤだから短期でパッと稼ぎたい!」
という方なら特にオススメ!
「駅メモ!」的にも「バイト代」的にもおいしいリゾートバイト。
騙されたと思ってぜひ一度やってみてください。
いい思いができますよ!
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